成果の出る研修と、成果の出ない研修の違いとは?

研修の成果とはなにか?

みなさんは、研修の成果をどのように考えておられますでしょうか?

成果の出ない考え方

上図のように、研修の成果イコール売上のアップと結びつけて考える方もいらっしゃいます。
もちろん、せっかく研修をやるからには何かしらの成果がほしい思うような成果を出せる研修会社に依頼したい、と多くの方が期待されていますし、その考え方自体を否定するつもりはございません。
では、あなたの考える「研修の成果」とは何でしょうか?

研修は会社の売上アップに直結しているわけではありません。

研修さえやれば、売上が上がると考える経営者はいらっしゃらないと思います。
私たちも今までにそういう経営者は見たことがありません。
だけれども、
1)研修を実施した。
2)研修を通して、社員の意識や根性が変わった。勢いがついた。
3)明日から、違う気持ちで仕事に臨めそう。だから、売上が上がりそう。
と考える経営者はゼロではないようです。
1日や2日の短期的な成果の追求を期待されているようでしたら、以上のような考え方でもいいのかもしれません。
研修を終えた翌日あたりなら、気持ちもリフレッシュされているかもしれません。短期的に成果を出してこい!!という命令で人を動かせば、ひょっとしたら、1日や2日の売上が変わるかもしれません。
でも、本当に2日間の売上のために研修を開催するのでしょうか?
答えは、NOのはずです。

売上をアップするためには!

多くの経営者が「売上・利益をアップさせたい」と考えておられます。
「売上・利益をアップ」させるために、「営業マンに喝を入れて欲しい!」・「営業マンの意識改革をして欲しい!」というご要望もよく聞きます。
しかし、本当に「売上・利益をアップ」をさせたいのであれば、他にやることがあります。
それは、「戦略の見直し」や「売れる仕組みの構築」です。

なぜなら・・・

成果を出すために大切なこと

大事なことをクリアして初めて売上が上がります。

ですが、研修の「成果」に対する考え方は研修を行う会社・講師によって随分と違ってきます。
例えば、A社とそだてるの研修を比較してみましょう。

(A社とそだてるの研修を比較したグラフ)

この図を見てわかるように、研修の本来の目的は「積み上げ」です。
その目的をしっかり認識しているのとしていないのでは、長い目で見たときに人材のレベルに大きな差がつきます。

A社とそだてる、そだぞれの研修後を比較

研修=「積み上げるもの」?!

ここで、ひとつの事例をご紹介します。
過去、弊社が管理職研修を担当させていただいたX社・Y社の事例です。
両社からはほぼ同時期にご依頼を受け、診断の末同じプログラムを組ませていただきました。

両社に同じ研修をさせていただき、わかった事は「ベースが作られているのと作られていないのでは受講生の反応に大きな差が出る」ということです。
研修をほとんど積まず、ベースのないX社では反応がいまいち、知識も浅いため質問もさわりの部分で留まってしまいました。
ベースのあるY社では元々持っていた知識に加え、この度の研修で有益となる情報を吸収し、自分が成長するやり方を見つけられたようでした。
この事から言えることは、1つ1つ受けた研修が単体で成果に繋がるということはまず無いということです。
全体を見据え、いくつもの研修が合わさって初めて人財という成果に繋がるのです。
人材のレベルを上げるためには、積み上げることです。
学ぶ機会を提供し続けることが大事なのです。

もちろんX社も今後研修を積めばベースがつくられ最終的に成果に繋がることは可能です。
ですが、すでに積み上げられているY社と比べるとブランクによる差は歴然です。
会社が「ベース作り」を大切にし、人材に対して初期の内から学ぶ機会を提供することが重要です。
積み上げられたものは、非常に大きな成果となって返ってくるからです。

他社の「自立(自律)型」研修とどう違うの?!

そだてるでは研修を受けることで得られる「気づき」を重要視しています。
受講者が自分自身で気づけるようになる」プログラムをご提供いたします。

やらされて動く、というのと自分で気づいて動くのでは大きな差がありますよね。
他社でも「自律型」「自立型」(自分で行動する)と呼ばれる研修はありますが、「気づき」を与えることはできません。
それは、講師に理由があります。
他社では「研修」のみを専門としてきた研修講師や、1つの分野に特化した専門講師がほとんどです。現場の経験がなかったり、あるいは1つの視点でしか見られなかったりするので、テクニックは学べても、自分自身で気づくことができるまでのスキルは習得できません。

他社の研修講師とそだてるの講師を比較

そだてるの講師は、経営コンサルタント(コンサル経験あり)、中小企業診断士の資格を持っている経営のプロです。
「気づき」を与える視点を持っているため、部分的な機能ではなく、経営者目線など全体を見ていないと分からないことをお教えすることができます。
研修の中での対応に差が出る、様々な視点を持っているから教えられる事があるというのが他社とそだてるの大きな違いです。
研修の成果というのは、「自分で気づいて動く」、「実践できる・現場で使えるスキルを身につける」ということがゴールです。
そだてるの講師は現場経験があるので臨機応変にカリキュラムを作成させていただきます。
ぜひお問い合わせください。