中小企業向け従業員満足度調査のススメ!ESアンケートで社員満足度をアップさせる秘訣!

近年、経営者の間で、「従業員満足度」というキーワードが注目されています。

従業員満足はES(employee satisfaction)と呼ばれ、従業員の職場における満足度を指します。
CS(顧客満足、customer satisfaction)と比較されることが多く、顧客満足度ではなく、従業員満足度を高める取り組みが重要と言われていますし、実際に私もそう思います!

従業員満足度を高めるためには、現状の満足度を把握する必要があります。その1つの手段が、従業員満足度調査(社員満足度調査、ESアンケート)です。社員の声を聞かなければ、今の職場に満足しているかどうか、わかるわけがありません。

経営者からは、このような声をよく聞きます。

  • 「社員が何を考えているのか、よくわからない」
  • 「どうすれば主体的に動いてくれるのか、よくわからない」
  • 「次の世代を背負う人財になってもらえるのか、よくわからない」

つまり、「社員」のことがわからないというのです。

もちろん、直接、社員に聞いても、本音を教えてもらえるわけでもありません。そこで今回は、従業員満足度調査をうまく活用するための情報をまとめてみました。

従業員満足度調査とは

従業員満足度調査とは、企業の方針や福利制度、職場環境、上司や同僚等に対する満足度を調査するものです。これらのデータを把握することで従業員の企業に対する意識や問題点があぶり出されます。さらに環境や制度、組織編成の改善に繋げるための重要な参考データになります。仕事の満足度から企業の姿勢、職場環境、福利厚生等、質問事項は多種多様です。

従業員満足度調査の目的

  • 「従業員が長く続かない」
  • 「従業員のやる気が感じられない」
  • 「組織の空気を変えたいが変わらない」

経営側と従業員側では意識に隔たりがあります。経営側が意図した通りに人や組織は動きませんし変わりません。この意図と現実の隔たりが大きいほど課題も多いということになります。しかしこれは目に見えない分、あやふやで把握しづらく具現化しづらいという点があります。そこで目に見えないものを把握するには、まず問題を可視化する事が重要になります。可視化したとしても、これは経営側もしくは一部の人間だけで終わらせてはいけません。組織全体で、隠れている課題などの現状認識を把握し共有することが重要です。その声を可視化させるために従業員満足度調査があるのです。

規模の大小に関わらず、企業は業績を向上させることが命題です。そのためには顧客満足(CS)が最も重要で、これに重きを置く企業は多数あり今では広く知られています。この顧客満足と深く結びつき、切っても切り離せないものが従業員満足(ES)です。顧客満足は提供されたサービスの価値によって大きく影響されますが、満足度の高いサービスは,充実感の高い従業員によって提供されることが分かっており、このように従業員の企業に対する満足度が、顧客満足に強い影響を及ぼしていることが研究で分かってきています。従業員満足が低い同業種の企業と比べ、ESに力を入れている企業は業績が良いという研究結果も出ており、更に人材の離職率が低いことも明らかにされました。この結果は、従業員の活力が企業成長の源になることを表していると言えるでしょう。働きやすく、さらに働き がいのある職場が、企業の業績アップを推し進める原動力となるのです。このように従業員満足度は、企業価値を高めるために重要な役割を果たしています。従業員の企業に対する満足度を高めることが優秀な人材を定着させ、さらに企業命題の業績向上を促し、そのことにより更なる企業の発展へと繋がっていくからです。そのためにもESは企業にとって切り離してはならない非常に重要な要素なのです。

私が考えるES調査の重要性とは

「従業員」が持っている才能を発揮させるには、、、
「従業員」がやる気を出してお客さまのために働くようになるには、、、

「従業員」のことをよく知り、「従業員満足」を高めて、主体性を引き出してあげることが大切なポイントです。
しかし、多くの経営者が、「従業員」のことがわからず、「従業員満足」とは関係ないことに力を注ぎ、主体性を引き出せていないのが実態です。
まずは、社員の声をカタチにして、耳を傾けることから始めませんか。
社員のみなさまが本当に考えていること・感じていること・やりたいことを引き出し、カタチにしていくのが、私たちの従業員満足度調査です。 お医者さんでいうところの、健康診断です。
毎年、健康診断を受けて、悪い所がないのか、チェックするようなイメージで、年に1~2回程度、チェックしていくしていくことが重要です。

従業員満足度調査の内容

「重要度の高い・低い」と「満足度の高い・低い」を掛け合わせて、分析を行います。特に、重視すべきは、「従業員が重要度は高いと回答しているが、満足度の低い項目」です。このギャップが、御社の課題の一つなのではないでしょうか。

従業員満足度調査の効果

調査をすることによって、以下の効果を得られる可能性があります。

従業員の生産性向上

従業員の満足度が上がると生産性がアップし、顧客満足に繋がります。

業績の向上

生産性がアップし顧客満足が高くなると業績アップに繋がります。

企業への愛着度向上

職場への愛着度が上がると企業の一員としての自覚が深まり、モラル的な行動が促されます。

勤務態度の向上

勤務態度や礼儀作法など、企業の一員として相応しい態度になると期待されます。

モチベーションの向上

世代間での価値観の相違は年々顕著になってきており、古株から若手までニーズを把握できます。

メンタルヘルス対策

人間関係などの精神的負荷を軽減もしくは把握することで今後に活かせます。

人材の定着率向上

従業員の満足度を上げることにより離職率を低下させ有望な人材の流出を防ぎます。

職場の雰囲気作りの向上

人間関係やコミュニケーションが改善されると居心地の良い職場になります。

人材採用のレベルアップ

やる気に溢れた職場には人材が集まり、活気がある創造性の高い職場になります。

まとめ

このように従業員満足の向上とは、従業員の充足を満たすことができる職場環境を整備していくことです。しかしそれは給与や福利厚生などの待遇面だけではありません。企業のビジョン、安定性、事業内容や経営方針、人間関係、文化、企業への愛着など、その内容は企業規模から個人感情まで幅広く多岐にわたります。

調査の実施する手順

※当社のサービスでは、このような流れになっています。
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社員満足度の調査項目・調査設問・調査内容とは

従業員満足度の調査費用(料金、価格)の目安について

※当社のサービス価格の例
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※1・・・出張費・交通費が発生する場合は、実費を別途ご請求させていただきます。
※2・・・集計及び分析内容について、お打合せさせていただいた上で、お見積りさせていただきます。出張費・交通費が発生する場合は、実費を別途ご請求させていただきます。

100名以下の中小企業にオススメの従業員満足度調査のサービスとは

従業員満足度調査報告書のサンプル

※当社の報告書サンプル
お問い合わせいただいた方には、メールにてサンプルデータ(PDFデータ)をお送りします。

よくある質問

【質問】調査項目は、何があるのですか?

当社の調査では、6つの項目(指標)に分けて分析を実施しています。
方向性・・・会社の方向性について、理解し、共感し、経営者と従業員とのベクトルが合致しているかを表す指標。

労働条件・・・基本的な労働条件や仕事の評価についての満足度を表す指標。

仕事のやりがい・・・自分が担当している仕事について、やりがい・充実感・達成感を感じているかを表す指標。

対人関係・・・仕事を進める上で必要なコミュニケーションが十分取れているかを表す指標。

会社のしくみ・・・会社の運営方法が適切で、仕事しやすいかを表す指標。

社風・・・人をそだてる・人が成長できる社風があるかを表す指標。

【質問】パソコンない人がいます。どうしたらいいですか?

当社の従業員満足度調査では、紙ベースでの調査がメインです。

アンケート用紙を人数分、ご用意しますので、御社で配布・説明・回収をお願いします。

回収につきましては、記入結果を上司に見られたら、、、という不安を排除するために、

1)FAX送信(※当社へ直接FAXしていただきます。)

2)回収ボックスへの投函

の2種類がございます。具体的な方法については、打合せのときに調整させていただきます。

調査結果の活用方法とは!

職場満足度や会社満足度はどう変わるのか?