給与を高くすれば、
社員は一層仕事に励むようになり、優秀な人材も集まりやすくなる・・
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かにその効果は期待できるでしょう。
ですが、特に理由もなく社員の給与を高くしたところで、
社員の能力が上がる…というわけではありません。
(目標達成した社員に対しての給与アップなどは別ですが)
むしろ、特に何を成し遂げたわけでもなく高額給料を手にしてしまった社員は、
自分の能力が高く評価された結果であると勘違いし、
「給与アップしたからもういいや」と現状に満足してしまい、守りに入ってしまうでしょう。
また、仕事の頑張りも成果も他の社員から頭一つ抜けている社員がいた場合、
その社員は自分の頑張りに対する評価が適正でないと感じるかもしれません。
給与アップは、直接業績向上に反映されるわけではありません。
社員教育の観点から言っても、
社員の働きに対する誠意ある正当な評価・給与管理を心がけて、給与以外のもので「この会社でがんばろう」と思ってもらえるような会社作りを行うべきでしょう。
高額給与は社員のためか?
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株式会社そだてる 編集部
株式会社そだてるは、「従業員が幸せになる会社作り日本一」を目指して日々仕事に取り組んでいます。私たちの日常や仕事を通して感じたことをアウトプットしていきます。